こちらは平成20年分(平成21年3月申告)用のコンテンツです
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第2章 決算手続
4.次年度へ繰り越し
4−1.繰越処理
弥生会計は1つの会計データに3期分のデータを持つことができます。
この事により、決算が終わらないままに翌年のデータへ繰り越したとしても、
データが内部的につながっていますので、決算により期末残高が変わっても
瞬時に翌年に反映させることができるのです。
つまり、翌年の取引を入力しながら決算作業をつづけることが
簡単にできるということです。
では、繰越処理を開始しますが、翌年の入力をスムーズに続けるために、
少なくとも現金預金の残高を合わせておいてください。
また、弥生会計を使いはじめて4年目以降になるときは、繰越後にもっとも
古いデータが単独で切り離されますのでデータ管理に気を付けてください。
以下、データ繰越手順です。
- ナビゲータの「事業所データ」タブの「繰越処理」をクリックします。
- 当年の時点で3年分データがあるときは、分離されるデータに
もっとも古い年度が入ります。 - ここで、繰越前のデータを別名(ファイル名に繰越処理前が付きます)で、
バックアップするときの保存先を指定します。よほどのことがない限り
もとの状態に戻すことはありませんが、念のため保管しておきましょう。
- その後、「手形管理」や「預貯金管理」などの管理データの削除設定が
ありますが、基本的に「はい」で大丈夫です。 - 「電子帳簿保存」の選択では「行わない」を指定します。
これは、届け出をして承認を受けなければ選択する意味がありません。
- 事業所データ名は、年度が次の年度になっていることをご確認ください。
「○○商店(平成19年度)(平成19年度〜平成21年度)」のように
年度の後に年度がある場合は前方の年度が手入力された可能性があるので、
前を削除してください。分離されるデータがあるときは、名前の後ろに「[繰越済]と
付きます。
- では、繰越開始!