設定Tips022 何だかわからないファイル
「弥生会計のフォルダの中に、
なんだかわからないファイルがいっぱい出来てるんです」
こんなことを聞かれました。
そのフォルダというのは、マイドキュメントの中にある
「yayoi」→「弥生会計○○データフォルダ」→「Backup」です。
例えばもともと使っているデータ名が「A商店(平成21年度)」だとしたら、
「$A商店(平成21年度)-2.KD7.KB7」と何だかわからないものがあります。
偶然見つけてしまったら、何だかわからないですよね。
★★★ そこで、このTips! ★★★
Tipsと言うわけではありませんが、そのファイルは「自動バックアップ」された
バックアップファイルです。
自動バックアップとは、もとのデータが壊れてしまったときに備えて弥生会計を
終了するときにソフトがバックアップをしてくれる機能です。
終わるときに一瞬表示が出るのがそれです。
このバックアップは設定により、数回分取っておくことができます。
メニューバーの「ファイル」→「環境設定」から「起動・終了の設定」の「終了時の設定」で
「弥生会計終了時にバックアップファイルを作成する」にチェックを入れます。
「履歴として保存する数」で何回分のバックアップを取っておくかを設定できます。
変てこなファイル名ですが、名前の中で「-1」「-2」とついているのが
バックアップされた履歴で、数字の小さい方が最新になっています。
もし、ご利用のデータが壊れてしまったなどの事故が起きて、
手動によるバックアップも取っていなかったという場合には、
「Backup」フォルダの中をのぞいてみましょう。
このファイルを「バックアップファイルの復元」することで助かる事が多いのです。