設定Tips019 計算は合うけどマイナス?
弥生会計では様々な集計をするための設定がありますが、たまーにとんでもないことになっていて、どうしたことかとパニクっちゃう事があります。
例えば以下の損益計算書、どう思います?
売上高 | 50,000,000 |
仕入高 | 35,000,000 |
給与手当 | 10,000,000 |
旅費交通費 | 1,200,000 |
水道光熱費 | 600,000 |
地代家賃 | 2,400,000 |
租税公課 | -500,000 |
経常利益 | 300,000 |
↓
え?租税公課がマイナス?
仕訳が逆なんじゃない?
と、仕訳をチェックするが貸借は合っています。
よーく見直すと、マイナスにはなっていますが集計はプラスの値でされていて、
最終値は合っています。
どうなってるんだか・・・・・ですね。
★★★ そこで、このTips! ★★★
何かのひょうしに、ある設定をいじってしまったのかもしれません。
ここをチェックしてみましょう。
メニューバーの「設定」→「科目設定」で各勘定科目の詳細設定をする画面になります。
この中の、「貸借区分」という欄です。マイナスで出ちゃってる科目が、
他の「貸借区分」と逆になっていないでしょうか?
「貸借区分」の欄は、プラスで表示する区分が「借方(右側)」なのか
「貸方{左側)」なのかを設定する部分なのです。
注意したいのは、これは表示だけの話なので、マイナス表示となっても経費科目である限り借方(左側)をプラスとして集計するということです。
つまり、表示と実際の集計が異なった結果になるのです。