設定Tips018 入れたはずのが入ってない
弥生会計プロフェッショナルでは、通常の勘定科目・補助科目に加えて、部署別や
店舗別に集計管理するための部門管理機能を搭載しています。
例えば複数店舗がある場合には、同じ「売上高」でもA店、B店と部門をつける事により、店別の損益計算書を見ることができるので経営状況を瞬時に把握することができて
大変便利です。
なんですが・・・
こんな質問をよく受けます。
現金を入力したのですが、総勘定元帳で現金を確認したら
仕訳が入ってないんです!残高がめちゃくちゃです!
と。
★★★ そこで、このTips! ★★★
おそらくこうでしょう。
その総勘定元帳、「勘定科目」「現金」と表示されているそのとなり、
「部門」が何か特定の部門になっていませんか?
よく見かけるのですが、現金出納帳で入力するときに、上部で「部門」と表示されている
ところをA店などと変えていらっしゃる方。
それは現金自体の部門がA店になっているだけなのです。
「売上高」と入力したすぐ下にある部門。こちらが部門管理したい方です。
通常「現金」などは究極に別管理していない限りは部門が混ざってしまうので部門管理はしません。
なので、出納帳でも元帳でも、部門管理をしない勘定科目の部門は「事業所(合計)」というものにします。
これはすべての部門を総括する最上位の部門です。
ちなみにやよいの青色申告や弥生会計スタンダードをお使いの方は、
すべての取引が「事業所(合計)」という部門になっているのです。