効率Tips027 給与兼業の人は
弥生会計は、基本的に法人や個人事業主の事業活動にかかる帳簿をつける
ソフトです。法人の場合は、企業活動のすべてを帳簿に反映させる必要があります。
しかし、個人事業主については、事業にかかるものについて帳簿をつけたらよいので、
帳簿に載せた資産であっても、家事用のものであれば事業主勘定で処理することと
なります。
例えば、事業を営んではいるものの、他にも給与収入があり、給与が振り込まれる
通帳が事業用と混ざっているため、弥生会計にのっかっている場合を考えてみましょう。
普通に処理してしまうと、
預金 | / | 事業主借(給与) |
で終わってしまします。
でも、どうせ帳簿に載ってしまうのであれば、何か役立てたいですよね。
★★★ そこで、このTips! ★★★
試算表の中で給与収入まで把握してしまいましょう。
「事業主借」に給与の補助科目をつけるのもいいですが、
科目設定で事業主借グループの中に「給与収入」などの勘定科目を作ってみましょう。
試算表で家事用の事業主借とは別に集計されるので、給与所得の把握も容易に
なるかと思います。
また、事業主借グループで科目を作成しているので、
年度繰越時には自動的に元入金へ組み込まれるのがツボです。
以前に天引きされた源泉税を管理するTipsも紹介していますので、
併せて利用されてみてはいかがでしょうか。