効率Tips017 領収書をさくっと管理
原始証憑。「げんししょうひょう」と読みます。要は領収書や請求書などの帳簿を
付ける基になったもののことで、最終的に帳簿がウソでないかを証明する証拠物件に
なります。
特に現金払いの領収書はそれ以外に記録がないので、手書きの現金出納帳などでは
後で基の領収書と照合できるように、記入するときに領収書と帳簿で対になるよう
番号を振ったりしていました。
さて、
弥生会計でそれをやるときにどうするか?
が問題になると思います。
比較的1日の領収書枚数が多い方。
こんなのどうでしょう?
★★★ そこで、このTips! ★★★
1枚の紙に貼りきった領収書を1件の出金伝票に入力する。
単純な話ですが、事務作業にかかる時間はかなり短縮されます。
事前の設定で、メニューバーの「設定」→「帳簿・伝票設定」から「伝票No」タブを選択し、「伝票Noを使用する」にチェックを入れておきましょう。番号のつき方は好みで結構です。
「出金伝票」画面を開いて、1枚の用紙に貼った領収書を入力して登録します。
このときに表示されている「伝票No」をその1枚の用紙に記入します。
「現金出納帳」の画面を開くと、「伝票No」も確認することができるので、
領収書を確かめたい経費があるときは、さくっと1枚引っ張り出せばよいのです。
「現金出納帳」で「仕訳番号」を入れる手もありますが、1枚1枚は大変ですよね。
伝票画面を使ったことがない方もチャレンジしてみてはいかがでしょうか?