操作Tips020 伝票複写をミスりかけたら
弥生会計の伝票入力画面では、既に登録済みの伝票を参照して、
まるごとコピーして新しい伝票を作成する機能があります。
振替伝票で言うなら、コピーしたい伝票を表示した状態で
[Ctrl] キー + [R] キー で伝票を複写して作成することができます。
似たような取引があるときは、この機能を多用する方も多いようです。
がしかし、致命的にミスをしてしまうことがあります。
伝票を表示させた後、コピーする作業を忘れてそのまま入力してしまうときです。
これは単に元々の伝票を修正しているにすぎないので、結構ヤバイのです。
元の数字がわからなくなったりします。
ただし、最後に伝票を登録してしまう前ならまだ間に合います。
★★★ そこで、このTips! ★★★
伝票複写をミスりかけたとき。伝票登録前なら、えいっと「新規作成」してしまいます。[Shift] キー + [F8] キー でもOKです。
「現在の編集内容を無効にします。よろしいですか?」と聞いてくるので、
「はい」にして修正自体を無効にしてしまいましょう。
もし、他の画面から伝票を表示したのであれば、
[Alt] キー + [←] キー で前画面に戻って該当伝票をダブルクリックか
[F8] キー しましょう。
「編集中の伝票があります。登録しますか?」で「いいえ」にします。
すると修正前の伝票が表示されます。
リスクが大きいので、なるべくなら毎回のように出てくる伝票は伝票辞書に登録して、
辞書から新規に呼び出すようにしましょう。弥生会計09からは定期的に生じる取引に
ついては「取引予定表」機能も用意されています。