操作Tips010 試算表は[Alt]で攻略
弥生会計には様々な集計表が用意されていますが、
あなたがよくご覧になるのはどの集計表でしょうか?
たぶん「残高試算表(月次・期間)」でしょう。
弥生会計をお使いになる方のみならず、
日々の取引を入力し終えたら、
「さて、いまどんな状況だろう?」と、
試算表をながめることでしょう。
しかし、残高チェックで満足していませんか?
帳簿は過去の出来事を記録する事で終わってはいけません。
そこから予想される未来を見るためにあるのです。
では、残高試算表を効率よく見るために
有効な操作を紹介します。
★★★ そこで、このTips! ★★★
残高試算表は [Alt] キー で攻略しましょう!
残高試算表の集計・表示方法はいろいろありますが、
マウスでチェックボックスをいじるよりも
[Alt]キー と数字の組み合わせで操作するのが便利です。
・[Alt] キー + [1] ・・・ 補助科目を表示
残高試算表の下に、現在カーソルのある科目の
補助残高一覧表を表示します。
例えば「売掛金」にあわせると、売掛金の補助一覧が出ますが、
ある取引先の当月貸方がゼロなら、
「まだ入金がないな」という見方ができます。
ちなみに [F6] キーで試算表と補助一覧とのカーソルを
移動することができます。
・[Alt] キー + [2] ・・・ 要約表示
「現金・預金」や「売上債権」などの大きな分類で集計して
試算表を表示します。
残高チェックをやっていると、
ひとつひとつの科目に気をとらわれがちですが、
「木を見て森を見ず」にならないよう、
全体でいくらあるのか?を大まかに把握します。
・[Alt] キー + [3] ・・・ 前期比較表示
文字通り前期の同期間との比較表示をします。
前期と比べてずいぶんと数字が変わっているときは注意しましょう。
単に科目を取り違えているのか、臨時的な何かがあったのか。
売上の伸びと比べてどうか?などをチェックします。
・[Alt] キー + [5] ・・・ 残高ゼロを表示
うーん・・・
まあ、どちらかというとゼロを表示したくなくてこの
機能が出来た経緯があったような。
使ってない科目が表示できます。